そもそも、Realmとは?
Realmとは、iOSおよびAndroid用のクロスプラットフォームモバイルデータベースです。
と言われてもピンときませんよね。笑
簡単にいうと、デバイス(iPhone等)自体にデータを保存しておくことができるデータベースです。
Realmは完全に無料で利用できることと、データ量が増えてもパフォーマンスへの影響が少ないことから多くのアプリケーションに使われています。
なぜRealmを使うのか
さて、ここからが本題です。
Realmはデバイスにデータを保存しておくので通信が発生しません。
したがって、オフライン環境でもデータへのアクセスができてしまうわけです。
ToDoアプリなど個人で完結する場合はRealmだけでアプリを作れそうですね。
しかし他人とデータを共有したい場合は、どうしても外部のデータベースを使わなくてはなりません。
そんな時は、外部データベースと併用して使います。
Realmでキャッシュを作る
外部データベースから取得したデータをRealmに保存しておけば、
もう一度表示したい時に再度データベースからデータを持ってくる必要がなくなりますよね。
よくWebサイトを見ている時に一度訪れたページは読み込みが速いことがありますよね。
それは「キャッシュ」が残っているからなんです。
それと同じように、Realmに一度読み込んだデータを保存してキャッシュを残しておけば、毎回の通信量を大幅に減らすことができます。
外部DBとの差分をとる
キャッシュからデータが取れるとはいえ、外部のデータが更新されていたらRealmとの整合性が合わなくなってしまいます。
そこで、データを取得する時に全てを持ってこようとするのではなく、Realmとの差分、つまり新しくなった部分のみを持ってくればいいわけです。
必要なデータ通信の量を削減するために、外部データベースの補助的役割としてRealmを使用する。
これが最近主流の方法みたいです。
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