「Node.jsを使って開発してみたいな〜」
「AdonisっていうNode.jsフレームワークがイケてるらしい」
「PHPのLaravelのようなフルスタックなフレームワークをNode.jsで使いたい」
そんな思いを持ってこの記事にたどり着いた方もいらっしゃるかなと思います。
今回、僕も初めてAdonisを使ってみました。
Adonisの環境構築や、その使ってみた感想を書いていきます。
Adonisをインストールする
必要要件としてNodeとnpmのバージョンは事前にご確認ください。
- Node.js >= 8.0.0
- npm >= 3.0.0
npmコマンドでAdonisのCLIをグローバルインストールします。
npm i -g @adonisjs/cli
Adonisコマンドで環境の作成
以下のコマンドでAdonisの環境を新規作成できます。
adonis new [directory-name]
素敵なターミナルが出てきた。
Adonisコマンドでローカルサーバーの起動
指示通り、以下のコマンドでadonisのローカルサーバーを立ち上げてみます。
cd first-adonis
adonis serve --dev
いい感じの初期画面が表示されました!
Adonisの環境構成
adonis newで環境を作ると以下のようなディレクトリ構成になっています。
ディレクトリ構成
- app/ → ミドルウェアとモデルの設定ファイル
- config/ → 認証、通信、データベースなどの設定ファイル
- database/ → マイグレーション用ファイルなど
- public/ → 画像などの静的ファイル
- resources/ → Viewとなるファイル(.edgeという拡張子)
- start/ → アプリケーション起動時のファイル
僕はもともとPython使いだったので、この構成をみたときは「Djangoっぽいなあ」と思いました。
フルスタックな構成で、必要なファイルは揃っている感じがしますね。
個人的に気に入った機能は以下です。
気に入った機能
- HTTP周り(cookieなど)の設定が簡単
- corsの設定が簡単
- session管理の設定が簡単
- ミドルウェアをファイルごとに定義できる
- フロントはViewファイル(.edge)を作っていくだけでOK
あまり深く触れていませんが、ざっと見て触った感想です。
Laravelを使ったことがないので比較しにくいですが、フルスタック系のフレームワークとしては十分な機能が最初から揃っているのかなと。
皆さんもぜひ試しに使ってみてください!
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