こんにちは、株式会社PlaygroundのiOSエンジニア伊原です。
今回は、タイトルの通りXcodeのシュミレーターでlocalhostを実行する方法を紹介していきます。
簡単スリーステップ
- サーバーの起動
- Alamofireのインストール
- リクエスト関数の呼び出し
サーバーの起動
これは使用しているサーバーによって異なるので
説明は割愛します。
Alamofireのインストール
podfileに
pod 'Alamofire'
を追加して、pod installを実行します。
リクエスト関数の呼び出し
さて、ここからが本題です。
最初に、関数の最終形態をお見せします。
func sendRequest(success: @escaping () -> Void) {
let dic: Parameters = [
"name1":"data1",
"name2":"data2"
]
Alamofire.request("http://localhost:8000/",
method: .post,
parameters: dic,
encoding: JSONEncoding.default)
.responseJSON { response in
switch response.result {
case .success(let value):
print("VALUE:",value)
success()
case .failure(let error):
print("RESPONSE ERROR:", error)
}
}
}
解説していきます。
まず、2~5行目で送信するデータを辞書型で定義しています。
6行目で、Alamofireのrequest関数を呼び出します。
引数に任意のURLを渡します。
7行目で、メソッドを指定します。今回は.postを指定していますが、GETの場合は.getとします。
8行目で、先ほど定義した辞書型の変数をパラメーターに渡します。
9行目で、辞書型のパラメーターが送信時にJsonに変換されるようにします。
10~16行目で、返ってきたレスポンスによって処理をしています。
成功した場合はエスケープさせ、
エラーが返ってきた場合はデバックエリアにエラーを表示させています。
最後に
iOS9以降では、http通信がデフォルトで許可されていません。
App Transport Security has blocked a cleartext HTTP (http://) resource load since it is insecure.
Temporary exceptions can be configured via your app’s Info.plist file.
このようなエラーが出た方は、info.plistを編集してhttp通信を許可させる必要があります。
App Transport Security Settings を追加し、
その配下に Allow Arbitrary Loads を入れて値をYESに変更します。
これでhttpとの通信ができるようになります。
これはあくまでも応急的な処置なので、
安全性の高いhttpsに対応したAPIに切り替えることをお勧めします。
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